Portugal ⑦ベレン 2017/09/07
3日目は観光と交通に使えるリスボンカードをうまく利用してリスボンと周辺の観光スポットを周り尽くす!
まずはベレン。
ベレンにある大航海時代を代表する歴史的建造物、ジェロニモス修道院とベレンの塔が世界遺産に登録されている。
リスボン中心部からベレン地区までは6㎞ほどで、いくつか行く方法があり、路面電車なら30分、バスでも30分、列車なら7分。
まだ、あのかわいらしい路面電車に乗っていないので、ぜひとも乗りたいということで、カイス・ド・ソドレまで地下鉄で出て、乗り場で待つ。
が!!来る便、来る便どれも満杯でぜんぜん乗れない。
こんなことなら、さっさと列車に乗って行けば良かった。
でも、せっかくだからと乗れる市電を待ち続け、結局はバスだったら乗れそうだったのでバスで!
とにかく、早く行かねば混んでしまう💦
バスを降りて、どっちへ行けば?とわからないまま少し歩くと、すぐ近くにジェロニモス修道院を発見。
がーん…見事に修復工事中…
最近こういうの多いな…
もう既に出遅れてしまったので、長い列が出来ている。
リスボンカードを持っていても並ばなくてはならないようで。
エンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称え、建設された修道院で建設中断もあったりして、完成まで300年もかかっているそう。
ポルトガルの装飾様式であるマヌエル様式の最高傑作。大航海時代に関するもので、船に関する道具や海産物などをモチーフにした装飾が特徴的で、過剰な装飾と言われているけど、色がごちゃごちゃしてないので、とてもキレイだと思う。
中に入ると、そんなに混んでいない。
サンタ・マリア教会。
ヴァスコ・ダ・ガマの棺。
ここでリスボンに来てから初めて、日本の団体ツアー客を見かけた。久々に聞く日本語!昨日のロカ岬で日本の方は見かけたと言えば見かけたのだけど…
外国に行っても、やたら日本人がいると、なんだかなぁって思うことが多いのに、今回、アウェイ感をひしひしと感じてたので、なぜかちょっとホッとした。
ジェロニモス修道院を出たら、ベレンの塔に向けて歩く。
暑い💦
暑さにめげそうになった時、道端でお水を売っていたので即買う!
少し凍っていて、冷たくて最高〜
内部が狭いから入場制限かけてて、けっこう並んでる。
こういう時、一人だと待ち時間が長い。
こちらもマヌエル様式。
テージョ川と4月25日橋ビュー
塔の中の螺旋階段はとても狭いので、信号があり、一応、登る人と下りる人がぶつからないようにはなっているんだけど、完全にはうまくいってない感じ。
大砲が並んでいる。
ベレンの塔から川沿いにジェロニモス修道院方向へ歩いた所に、発見のモニュメントがある。
到着時、飛行機✈️からも見えてた。
それにしても、日差しが強くて、日陰も無くて、暑すぎる!
湿気もヨーロッパにしてはあるような?
暑くてもカラッとしてるだろうと思ってたのにな。
エンリケ航海王子の500回忌を記念して、1960年に建てられたモニュメント。
大きい!
エレベーターで登ることもできるそう。
反対側。
一番前にいるのがエンリケ航海王子。
両手を合わせているのがフランシスコ・ザビエル。
モニュメント前の広場に、モザイクで世界地図にポルトガルが発見した土地と、発見した年号が記されているはずで、それは必見だったのに暑すぎてすっかり見忘れてしまった。
あーあ。
よし、ベレンの観光終了!
現代アートが充実していて、しかも無料というベラルド美術館にも行きたかったけど…
さあ、トコトコ歩いて、絶対行きたかったお店へ。
ポルトガルの伝統菓子で一番有名なのはパステル・デ・ナタ。
この名前は日本人には馴染みがないけど、エッグタルトのこと。
こちらのお店、Pastéis de Belém は1837年から続く老舗の有名店。
ここに行かずには帰れない!
店の入り口にはテイクアウトの列。
奥にテーブル席がたくさんあるってことは、下調べで分かってたけど、それでもいっぱいだ〜
なんとかテーブルにつくことができた。
もうオーダーするものは決まってる。
テーブルにはシナモンと粉砂糖が置いてあって、それをかけて食べる。
噂どおりパイ皮がパリパリしていて、甘すぎず美味しい🧡
この店はジェロニモス修道院の作り方を守り続けているそう。
当然みんなパステル・デ・ナタを食べてる。
中庭みたいな席だったので、ハトが来て下に落ちたパイをついばんでる。
TVで見たけど、昔、修道院で洗濯物をパリッとさせるために卵の白身を使っていて、余った卵黄でお菓子を作るようになったらしい。
だからポルトガルのお菓子って卵のお菓子が多いのか。カステラもそうだし。
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